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旭山動物園を出て我々が向かった先は、日帰り温泉施設をもつ、森の湯 花神楽だ。ここは旭山動物園近辺の温泉をネット検索していたら見つかった場所で、あまり期待はしていない。ホテルのユニットバスよりは良かろうと思った程度だ。だから連れの者が行きたくないと駄々をこねた時も、仕方ないかと半ば諦めかけていた。
カーナビで名称検索をすると、意外にも登録されていた。ナビゲーション通りに車を走らせると、畑や田んぼの平地がしばらく続いた後に、一面のひまわり畑が現れ、それを過ぎるとゆるやかな山道へと景色が変わっていく。登り坂を進んでいくと、まもなくカーナビが目的地への到着を告げた。
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森のゆ花神楽の入り口 |
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ひがしかぐら森林公園に位置する温泉宿 |
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内部では旭山動物園を派手に宣伝している |
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玄関にはチケット販売機が設置されており、日帰り温泉チケットが販売されていた。購入してフロントに提出するだけで、中の施設は自由に利用できる。昼食をまだとっていなかったので、入浴前にレストランで食事をすることにした。連れの者は旭川ラーメンを期待していたのだが、残念ながらメニューになかった。連れの者は代わりにオススメのメンチカツ丼なるものを、私は無難に鮭イクラ丼をオーダーした。 |
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鮭イクラ丼は内陸なのに美味 |
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温泉は大浴場、サウナと二つの露天風呂に分かれていた。大浴場で暖まった後に露天風呂へと向かう。外は風が涼しくて心地よく、風呂を囲む野原にはそこかしこに蝶が舞う。野原の向こうには、大雪山系が連なり、そんな景色を眺めながらの入浴の心地良さに、先ほどまでの疲労が見事に取り除かれていく。風呂を出て休憩室で合流すると、連れの者も来て良かったとうなっていた。
温泉を後にして旭川市内へと向かう。道が広いので、ペーパードライバーの私もすっかり運転に慣れている。宿泊ホテルを目的地に設定されたカーナビが『しばらく道なりです』と言っている。 |
花神楽手前のひまわり畑
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ホテルにチェックイン後は、カバと温泉ですっかり元気になった連れの者が、旭川市内の散歩に出かけたいと言い出した。そろそろ夕食時だったので、ホテルを出て目指す居酒屋の方向へと歩き出す。 |
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ホテルロビー |
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ホテルの部屋 |
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趣旨のわからなさが気になってしまった店舗 |
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目当ての居酒屋がなかなか見つからないので、タバコ屋のおじさんに尋ねてみると、地図のブロックが二つ三つ間違っていた。方向は正しいようだ。
旭川の夕食選びには少々戸惑った。海沿いの街なら間違いなく海鮮料理を選ぶのだが、中央部となると何を選べば良いのかわからない。ジンギスカンも考えたが、結局海も山も揃った居酒屋に決定した。 |
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夕食の居酒屋に到着 |
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お通しにスジコの醤油漬けなど |
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レバーソテーはふわふわで美味 |
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刺身はごく普通のお味 |
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ホテルからの道中、男山の看板が目についたので、店の人に尋ねてみたところ、旭川の地酒の一つだった。ほか、国士無双という地酒が普通のものとドライの2種類あり、私たちは二人ともドライのほうが気にいってしまった。気がつけば料理よりも日本酒をおかわりする状態に陥っていて、その後は千鳥足でふらりふらりと宿に戻ってころりと寝てしまった。 |
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暑い夜に焼きいも |
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居酒屋のあかり |
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意図不明な街灯 |
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置き忘れたバイク(置いてあるだけ) |
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