葛西臨海公園

臨海線が開通してから、ディズニーランドへのアクセスが非常に良くなった。葛西臨海公園はディズニーランドのある舞浜駅のひとつ手前の駅である。

そんなわけで公園には何の苦労もなしに着いた。東京港野鳥公園へ行くよりも簡単だったし時間もかからなかった。ここでまた1つ勉強になった。

*** 交通の便が良い遠くの公園 > 交通の便が悪い近くの公園 ***

さて、『首都圏の野鳥』に載っていた野鳥観察地点は西の渚とよばれる人工島なのだが、公園内に足を踏み入れるとすぐに『鳥類園』という道標が目に入った。

何だかすごく気になるので、先にこちらに足を向けようと思った。

かなり歩いたが、まずは鴨たちの集う池を発見。特に真新しい鴨はいなかったが、何と鴨たちは恋の季節真っ只中!!

水中求愛ダンスを目撃してしまったのである


  出会い・・・


  言い寄り・・・


  くるく〜る回る・・・(二組のカップルが回っています)


あまりの熱愛ぶりに悔しくて石をぶつけたくなった(嘘)。

さて、鳥類園ウォッチングセンターなるものがあった。空腹だったので、軽食でもとれないかと期待して寄ってみたが、トイレと野鳥関連の説明以外、何もなかった。ついでなので、園内でどのような野鳥が見られるかを確認しておいた。最近やたらと気になるカワセミもいた。

鴨池の周りでカワセミを探したが見つからなかった。代わりに野鳥の会の団体さんを見つけた。全員が望遠カメラ、双眼鏡、長い三脚持参で帽子をかぶっていた。完全装備だ。カウンターだけは確認できなかった。彼らに比べると、私のような素人ウォッチャーは鳥を見る資格すらないように思えてくる。


  幼児の頃の思い出の花、橙色のボケ発見!!


ウォッチングセンターから続く小道を、野鳥観察ポイントの小窓をのぞきながら通った。午後の早い時間。キラキラした陽射しを受けた水面には何もいない。透き通った青空を大きくかぶった林にも何もいない。

いくつか目の小窓に、三脚をセット中の娘連れお父さんを発見。(よし!!何かいる。)

そぉっとちかづく・・・


  アオサギだ・・・


  コサギも二羽、飛んできました・・・


  コサギ・・・キレイです


  コサギも恋の季節でしょうか・・・


最後の小窓には、野鳥の会の人々が集まっていた。開いている窓からのぞいてみた。

何も見えない。気になる。気になる。気になる。

「すみません。何がいるんですか?」

「タマシギのメス。とても珍しいの。」

トリ図鑑を見せてくれた。望遠鏡も覗かせてくれた。野鳥の会の人々はとても親切だ。

「見えた?」

「おしりだけ見えました!!どうもありがとうございました。」

おしりしか見えなかったが、いきなりそんな上級鳥を見たらバチがあたる。

さて、海のほうへ行ってみよう。


  先日新聞に載っていた春の花だ


  黄色い花


  猫どのーーっ!猫どのーっ!!!




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