武蔵関公園
武蔵関公園は練馬区にあるひょうたん池の公園で、初アフリカ野鳥の会が開催された記念すべき場所だ。
今回は初めて『人の三脚で写真を撮る』ことも経験した。
予定被写体は、日本ではまだ一度も見かけたことがないカワセミくん。足を棒にしてずっと探し回っているのに、なかなか見つからない。
そのカワセミくんが、この公園では簡単に見つかったのである。
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武蔵関公園のカワセミくん(オス)
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色鮮やかで愛くるしいカワセミくんのあらゆるポーズの前に、カワセミくんを引き立ててくれる、公園ののどかな風景と、愉快な脇役たちをご紹介します。
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武蔵関公園で見られる鳥たち
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池に着いてまず登場したのがカルガモのカップル。水に浮かぶ桜の花びらの間を仲むつまじく泳いでおりました。
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桜の散る季節でした
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あっしはカルガモでごぜえます
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あっしもカルガモでごぜえます
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子供は連れていやせんが、カルガモでごぜえます
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池の周囲は比較的森閑として、人もまばらだ。こういう環境だからカワセミくんが訪れようと思うのかもしれない。もしかしたら何匹かは住んでいるのかもしれません。
しばらく歩くと「ホォーゥホケキョゥ」が聞こえてきた。
昔、ウグイス笛を買ってもらったときは、一時期、一日中吹いていたりした。通りがかる人が、「あれ?ウグイス?」などと言ったりするので、その後はウグイスの声が聞こえるたびに疑ってみたりした。
誰かがどこかでウグイス笛を吹いているのではないかと。
この公園の「ホォーゥホケキョゥ」はホンモノだった。姿ははっきりと見えないが、声のする杉の木を見上げていると、鬱蒼とした葉と枝の間に明らかにトリの気配がした。
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新緑にはまだ早い枝の屋根越しに春の花
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さてここで登場するのがカワセミくんを引き立てる名脇役たち。最初の2種は種類がわからなかったのですが、またもやトリに詳しい方に教えていただきました。
そしてもう1種はおなじみ、悪巧みのキンクロハジロくんです。
本日のキンクロハジロは、桜もそろそろ終わりだし、悪巧みは一休みして散りゆく花の名残を記憶にとどめておこうといった感じでした。
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愉快な森のお友達、カケスくん
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にらんでます☆
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カイツブリくんはもぐり上手
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散り行く桜の花びらに涙するキンクロハジロ
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ところで今回同行の、近辺在住の方々によると、この公園は都内でも、都心から離れているので気温が2、3度低く、桜の見ごろは終わっていないそうだ。
確かに南のほうに比べると桜の木に残っている花びらの割合が比較的多いような気もした。
ただし、何となく、それは気のせいのような気もした。
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池に身投げする花びらたち
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下水をまばらに飾るはなびら
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桜の終わりを告げるくもりぞら
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ここにも逆光のヒヨちゃん
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反して春の本格的来訪を主張するヤマブキ
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