クレジット会社のポイントをためて、ＴＤＳに行って来ました。

10月の秋のある日、三連休の真中に、カード会社から送られてきたばかりのペアチケットを持ってディズニーランドでくつろぐことにした。 三連休の中日なので、相当混んでいることは承知の上だが、ディズニーランドも広いので何とかなるだろうと臨海線を新木場で乗り換えたら、早くも入園制限のアナウンス中だった。 私たちのチケットは入園制限時でも入園できるスポンサーチケットなので心配はいらないのだが、制限されていたのはＴＤＬだけで、ＴＤＳのほうは大丈夫だった。 舞浜を降りるとＴＤＳまでのモノレール乗り場が混雑していて、イクスピアリの外にまで長い行列が出来ていた。いよいよである。 行列に並ぶのが嫌なので、警備員に道順を尋ねて、初めてモノレールに乗らずに歩いて行った。 けっこう歩いた。途中、オリエンタルランドの本社ビルらしきものがあった。外側から眺める限りはプレハブチックだった。 入園門でもチケット購入の何列もの長い列が出来上がっていたが、購入の必要もないのでそのまま入園した。 まずはファーストパスを手に入れてから全ての行動に移ろうと園内を直進すると、見覚えのあるねずみたちが早速踊っているのだった。さすが三連休である。

手前からドナルド、ミッキー、グーフィ

ミッキー

ドナルド

グーフィ

さて、プルートがいないなぁ、やはり話せないから仲間はずれかなぁなどと思いながらファーストパスを取得しに行く。まずは去年くらいに新設されたという、決して美しいとはいえないアンバランスな巨体でＴＤＳの景観を大きく崩してしまっている「タワー・オブ・テラー」である。 途中、またしてもまるっとしたかぶりものを見つけた。たぶんビアンカだと思う。 まぁ大抵このようなかぶりものは子供達につかまっているものなので少し離れて写真を撮っていたら発見された。小さいまるっとした小さな体でハグしてくれた。テレながらも心なしか嬉しい。 同行者が、「中に子供が入っていますね。」 「いえ、ディズニーランドで働いているくらいだから子供ではないでしょう。」 夢のテーマパークで夢のない会話をする私達なのであった。

タワー・オブ・テラー

ビアンカ

ビアンカのオス

タワー・オブ・テラーのファーーストパス発行は終了していた。 「ほぉーんじつのタワー・オブ・テラーのファーストパスはっこーおーは終了しましたあっ！！」 係員が懸命にアナウンスしているにも関わらず、「もう終了したんですか？」と尋ねてしまった。まだ午前11時前なのにである。同行者にしか聞こえない声で不特定多数相手にいつもの悪態を少しつき、再び別のファーストパスを目指す。

本日二匹目のグーフィ

アブー

結局、ヴェルヌの地底旅行を表現したと思われる、センター・オブ・ジ・アースのファーストパスがとれたので、次のファーストパス発行時間までゆっくりと休憩することにした。 時刻はまだ正午前。昼食には少し早いがレストランに入った。ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテというイタリアンだ。 オープンエアのテラス席で少し冷たい秋風を感じながら園内マップを見る。早くも夕食は何がいいかなぁ、などと考えながら同行者がワインを持って来てくれるのを待っていた。

サラダ

ピザ

レストラン脇にＴＤＳの住人

ワインで十分にくつろいで店を出ると、次のファーストパスを受け取れる時間になっていた。二人とも特に気になるアトラクションはなかったので、ストームライダーというものにした。その後、ゴンドラでも体験しようと乗り場に行くと、ショーが原因でしばらくサービス停止中だったため、またもや休憩をすることにした。 今度は屋外。同行者はビール、私は白ワインを頼んだのに受け取ったのはなぜか赤ワイン。歩きながら気づいたのだが、まぁいいやと思って波止場を模した場所でぐびっといく。海上にはカルガモが泳いでいた。赤ワインはなかなか上品な味だった。

飲みかけのビールとワイン

カルガモ

ショーも終わってしばらく経過したので、ゴンドラ乗り場に戻ってみると、既に１時間半待ちになっていた。ディズニーランドでアトラクションをやるよりも実際にヨーロッパに行って実物を体験するほうが手っ取り早いねと二人で話しながらその場を後にする。そろそろファーストパスを取得したストームライダーの時間になっていたのだ。 続けざまにストームライダーとセンター・オブ・ジ・アースを楽しんだ。待ち時間なしで行列待ちの脇を通り過ぎるのは気持ちの良いものだ。 ふたつめのアトラクションを終えたら夕暮れになりはじめていた。時刻は５時前。日はだいぶ短くなった。

センター・オブ・ジ・アースの火山

NEXT